2009年11月30日月曜日

■信州姫木平・鎌倉窯

鎌倉窯HP

備前焼の七不思議

投げても割れぬ、備前すり鉢
備前焼は、釉薬をかけず裸のまま、約2週間前後1200度以上の高温で焼き締めるため、強度が他の焼き物に比べると高いレベルにあります。それがゆえに、「投げても割れぬ・・・」と言われるようになりました。

冷たいビール、温かいお茶
備前焼は内部が緻密な組織をしているために比熱が大きくなります。そのため保温力が強く、熱しにくく冷めにくくなります。

きめ細かな泡でうまいビール
備前焼には微細な凸凹があり発砲能力が高いことから、泡はきめ細かく泡の寿命が長いことからより美味しく飲むことができます。

長時間おくと、うまい酒に
備前焼の内部に微細な気孔があるため、若干の通気性が生じます。そのため酒の酵母菌の働きが活発になり熟成効果が期待されます。これにより、酒、ウイスキー、ワインの香りが高くまろやかで、コクのある味に変身します。

新鮮でうまい料理が食せる
備前焼は、他の焼き物に比べ表面の小さい凸凹が多いため、食物が皿肌に密着しないので取りやすく、また水分の蒸発力が弱いので乾燥を防ぎ、新鮮さを保ちます。

花瓶の花が長持ち
備前焼には微細な気孔と若干の通気性があるため、長時間生きた水の状態が保たれ、花が長持ちします。

使うことで落ち着いた肌触り
備前焼の表面の微細な凸凹が、より使い込むことにより角が段々と取れ、使えば使うほど落ち着いた味わいを増します。

協同組合 岡山県備前焼陶友会パンフレットより引用(「岡山セラミックス技術振興財団」調査研究から作成)